鹿児島の特色

桜島(空撮)

写真協力:公益社団法人 鹿児島県観光連盟

桜島
桜島は約2万6千年前に鹿児島湾内の海底火山として活動を開始した活火山によって形成された、地質学的には比較的新しい火山(活火山ランクA*)です。
その山としての新しさ、頻繁に繰り返してきた噴火の記録、現在もなお活発な活動を続けている事実のすべてが学術的にも大変重宝されている世界的に有名な活火山となっています。
*活火山ランクとは?
ランクAは(100年活動度、または1万年活動度が特に高い活火山)は国内に13箇所あり、その1つに桜島があります。ここにランクされている活火山は概ね過去1万年以内に噴火した火山および現在活発な噴気活動のある火山をいいます。(2012年現在:日本の活火山は110火山)
桜島(噴火)

標高1,117m
成層火山(活火山ランクA*)
錦江湾にある東西約12km、南北約10km、周囲約55km、面積約77k㎡の火山

桜島の噴火活動
2011年は、1955年に観測を開始してから過去最多の996回の爆発的噴火を記録しました。

桜島爆発的噴火回数

* 雨水PH:霧島曝露場にて一雨毎に測定した平均値

* 桜島噴火回数:鹿児島地方気象台のデータを引用

鹿児島の気候
鹿児島県は日本本土の最南端に位置しています。冬は温暖で、夏は日照時間も多いですが降水量も多い(高温多湿)のが特長です。しかし、薩摩半島は東シナ海に面するため、大陸からの寒気の影響を受けやすく、時に厳しい寒さとなることがあります。
また、周辺火山(桜島や霧島連山)の影響により、定常的な酸性雰囲気(酸性雨・酸性霧・火山灰)にあります。
この特長的な環境が「屋外曝露試験」に活かされています。

年間紫外線量

年間平均気温

年間降水量

* 鹿児島(霧島):霧島曝露場(標高322m)にて測定

* 愛知:当社分室のあるトヨタ車体㈱内にて測定

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